フランス旅行もそうですが、海外旅行で困ることの一つ!
それが「チップは必要なの?」ということです!
チップという習慣自体、我々日本人にはないために、海外ではよく事情がわからないものです。
チップが必要なところと不要なところ、相場や渡し方なども初めての人には全くわかりませんよね。
ゆっくりと観光したいのに、チップが気になってはせっかくのフランス旅行も楽しくありませんよね。
ここは事前に情報収集して、現地で慌てないようにしましょう!
それにチップはチップですから、仮に忘れたところで何も問題はないということをまず覚えておきましょう。
それでは、場所別にチップの渡し方等を紹介していきますね。
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タクシー
空港に着いて、パリ市内までいろいろな交通手段がありますが、タクシーに乗る方も少なくないと思います。
チップの中でもタクシーへのチップが最も一般的かも知れません。
私自身、パリ市内ではまずタクシーは使いませんが、空港からはよく利用します。
この場合チップは、荷物が多いこともあり、少し多めに渡すようにしています。
かと言って別に相場があるわけではありませんので、あくまで利用する人の気持ち次第です。
渡し方も、チップの分だけ渡すというのはあまり格好もよくないので、支払いの際に少し多めに渡して釣銭を取っておいてもらう、というのが一般的だと思います。
例えばシャルル・ドゴール空港からパリ市内は約55ユーロですが、こんな場合60ユーロ出して、釣銭をそのままチップにするというのも一つの手です。
5ユーロも高いということであれば、最初から57~58ユーロ出せば良いのですが、ユーロは札が5ユーロからで、それ以下は硬貨になってしまいます。
出発前に硬貨を持っていれば良いのですが、硬貨は日本国内の両替では入手できませんので、初めてフランスへ行く方には難しいです。
ホテル
ホテルは毎日滞在する場所ですから、やっぱり気になりますよね。
ただサービス・税込みとの表示があれば、基本的にチップは必要ありません。
よく枕の下に小銭を置くという風習が我々日本人にありますよね。
どうも海外の人には理解できないようです。
しかしチップが必要ないとは言え、安ホテルのベッドメイク係の人達は、東欧など比較的貧しい国の出身者が多くて収入も少ないので、私は積極的にチップを置くことにしています。
相場も何もなく、自分の気持ちで数十サンチームから1ユーロ程度といったところでしょうか。
枕の下に置くのは日本人だけだという説もありますが、どうなのでしょうか?
私もこのように枕の下に置きますね。
小さい小銭を持ち歩くのが面倒になったり、帰国前にあまり必要ではなくなった小銭をチップ代わりに置いて行くのも一つの手かなと思います。
こうして枕の下に置けば、この渡し方が正しいか否かは別として、チップとして確実に“認識”されるのです。
化粧室
さて化粧室は日本と大分事情が違います。
まず公衆トイレも少ない上に、日本のように気軽にホテルやデパートの化粧室に入るわけにはゆきません。
広大な公園でさえトイレがないほど、フランスのトイレ事情というのはある意味深刻です。
私などトイレが近いので本当に困ります。
数は少ないものの、街角で見かけるのがこの公衆トイレ。
コインを入れれば自動で扉が開きますが、どうも閉じ込められてしまいそうな気がして、積極的に利用したいとは思わないですね(笑)。
駅のトイレは有料です。
まあチップという感覚ではなく、有料トイレと考えるのがよいかと思います。
最近は日本でもたまに見かけますよね。
これはあるフランス国鉄の駅のトイレ。
料金が0,7ユーロで、入ったところにカウンターがあって集金係がいます。
このようにはっきり表示してあればわかりやすいのですが、いつも表示されているとは限りません。
私自身、あまり外でトイレに行かないようにしているので、明確な料金はわかりませんが、相場としては0,5ユーロ前後です。
写真のこの駅のトイレは0,7ユーロでしたが、まずまず清潔でしたよ。
注意しないといけないのは、トイレもそうですが、駅の券売機もそうで、コインしか使えないことが多いことです。
フランスに着いたら、とにかくまずはカフェに入ったり買い物をしたりして、小銭を作っておくことをおすすめします。
カフェやレストランのトイレは基本的には無料です。
小便器の位置が高いので、子供は少し困りますね(笑)。
しかしすべてのカフェやレストランの化粧室が無料とは限りませんので要注意です。
「カフェ・ド・フロール」や「カフェ・レ・ドゥーマゴ」などの有名カフェや、シャンゼリゼの有名レストラン「フーケット」などでは有料ですのでご注意下さい。
カフェ/レストラン
カフェやレストランのチップは必須ではなく、あくまで気持ちの問題です。
接客が良くなければチップなど必要ありません。
カフェもレストランもテーブル会計が基本です。
愛想がよければ、相場と言われる一割ぐらいを、コーヒーカップにそっと置いておくのが良いでしょう。
しかし郊外や地方都市では、パリのようにカフェでチップを置いたりする習慣は余りないようです。
またレストランであっても、最近は支払いがほぼ全てカードであるため、以前ほどチップを置いたりもしないようです。
カードで支払って、わざわざ財布から小銭を出してチップを置くのもどうかと思いますし、そういう人を見かけることも少ないように思います。
また先に支払いを済ませるようなカフェ(例えばスターバックスのようなところ)では必要ありません。
まとめ
映画館では今はもうチップはないようですが、劇場は国立か私営によって異なるようですので、その都度確認が必要です。
というわけで、チップと有料制を区別しなければなりませんが、そう考えると実際にはあまりチップは必須ではないのかもしれません。
私個人の感覚では、タクシー、特に大きな荷物を持っている場合、だけは少し心づけをしてやるのが良いかなという感じです。
あとは細かい小銭は持ち歩くのも面倒ですし、実際の買い物でもほとんど使いませんので、それをチップ代わりに使うことをおすすめします。
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