フランス観光は当然パリが中心で、実際、パリ市内だけでもあまりにも多くのおすすめスポットがあり過ぎて回り切れないところです。
しかし、パリ周辺の郊外も外せないおすすめ観光スポットがあります。
首都圏でいえば、東京から横浜あるいは鎌倉へ行くような感覚ですが、せっかくここまで来たらどうしても行っておきたい観光スポットがいくつかありますので、時間を作って足を伸ばしたいですよね。
ということで、この記事では、パリ郊外のおすすめ観光スポットを紹介していきます。
旅行でパリ中心街以外にも行きたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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誰もが憧れる「ヴェルサイユ宮殿」!
アニメやドラマなどの影響にもよるものだと思いますが、「ヴェルサイユ宮殿」の名前はあまりにも有名ですよね。
まずその名を知らない人はいないことでしょう。
実際、数多くのアニメや映画などの舞台となっており、実はこの私自身、ヴェルサイユには特別な思いを抱いておりました。
私は昔、「ラセーヌの星」というアニメを偶然TVで見たことがきっかけで仏語の勉強をし始め、やがてその道のスぺシャリストになったのですが、このアニメの主たる舞台がヴェルサイユ宮殿とパリ市内のシテ島でした。
どんなことがあっても、フランスまで来てヴェルサイユ宮殿を訪れないわけにはいきませんよね。
行き方は意外と(?)簡単で、バスツアーなどもありますが、国鉄(パリの中心部では地下を走っています)で30分程度で行けるのです。
終点ですから降り間違えることもありません。
ヴェルサイユ駅で下車して少し歩けば宮殿の入り口に到達します。
私達がTVや写真などで見慣れている宮殿の姿は、中の庭園から撮ったものなので、正面入り口からは見えません。
なので正門に着くと、「えっ、これ?」と一瞬思ってしまうのです。
ルーヴル美術館ほどではありませんが、中に入るにはそれなりに列ができていることが多いです。
宮殿の中でも最も有名なのがこの「鏡の間」。
ここに立つとフランスの歴史を身をもって感じ取ることができるのです。
憧れていたヴェルサイユの鏡の間にいる自分に感動しますよ。
庭園がまた広大で、なかなか全部回り切れないのです。
宮殿の内部よりも庭園散策の方が遥かに時間を要しますので、庭園については全部歩くのではなく、要所要所を抑えて回るのが良いでしょう。
気軽に行ける「ランブイエ城」!
ヴェルサイユはもう見た、という人におすすめしたいのが「ランブイエ城」です。
パリ・モンパルナス駅から国鉄で一時間足らず。
在来線ですので、別に予約も何も必要なく、気軽に行けますよ。
片道7,5ユーロということは、今の為替レートで900円強ですね。
「ランブイエ城」は第一回先進国首脳サミットが開催されたことで有名な大変小奇麗なお城です。
ヴェルサイユのような人混みもなく、またサイズ的に中を見て回るにはちょうど良いと思います。
まるでおとぎの国に出て来るような可愛い外観。
それに庭園がこのサイズの城にしては物凄く広いです。
▼また近くには鹿が普通にいるのです。フランスって結構田舎なんですね~。
グーグルマップ:https://goo.gl/maps/3abUMwbFDUN2
ランブイエまで来たら、ついでにおすすめしたいのが古城ランチです。
クルマがないと不便ではありますが、シャトー・デスクリマンという古城を改装したホテルがありまして、そこで優雅なランチを楽しめます。
こんな素敵な場所でランチなんて、何とも贅沢ではありませんか。
昔のフランス映画のセットに出て来るような部屋でのランチ。
ちなみに私はここで鳩肉を頂きました。
▼食後はまた庭園を散策。
日本ではさすがに城の中で食事はできませんからね。
余談ですが、ランブイエには農場があり、動物と触れ合うこともできます。
動物好きな人にはおすすめですよ。
観光でフランスへ来て、動物と親しむのも悪くはありませんよね。
動物に言葉は必要はない、と私は感じました(笑)。
圧倒的な存在感「ピエールフォン城」!
パリの北方、コンピエーニュの森近郊にあるピエールフォン城は12世紀に建てられた中世の城で、フランスの歴史的建造物に指定されています。
その姿形からも非常に印象的で存在感の大きな城です。
▼写真で見るよりも実物は大きく、目の当たりにするとスケールの大きさに圧倒されます。
▼城内に入れば中世にタイムスリップ。
▼この城のある景色、恐らく中世と全く変わっていないのではないでしょうか?
フランス観光ではヴェルサイユ宮殿やモンサンミシェルがどうしても脚光を浴びがちですが、近場にもこんなに立派な玄人好みの城があるのをお忘れなく!
余り交通の便は良くありませんが、パリ北駅から電車でコンピエーニュまで1時間弱。
そこからバスで30分ほどかかりますが、モンサンミシェルなどへ行くことを思えば近いもの。
グーグルマップ:https://goo.gl/maps/TswT7sGu7uy
度々歴史の舞台となった「コンピエーニュ城」!
ピエールフォン城と併せて訪れたいのがコンピエーニュ城。
コンピエーニュという地名は、二度の世界大戦の講和条約(フランスとドイツの)締結の場所として教科書に出て来るため、名前だけは知っている人も多いと思います。
コンピエーニュの森は王族が狩猟の場として使っていた場所で、ルイ十六世とマリー・アントワネットの出会いの場として有名。
その森の中にあるコンピエーニュ城はナポレオンが好んだ歴史ある城で、その甥ナポレオン三世が特にこの城を愛したと言われています。
▼中世のピエールフォン城とは異なり、ここは近世に近い内装です。
パリから遠くはありませんので、ちょっと玄人好みの観光スポットはいかがでしょうか?
フランス史では何度も出て来る場所ですから、特に歴史好きの方にはおすすめですよ。
まとめ
他にもフランス・パリ郊外にはおすすめ観光スポットが沢山あるのですが、ここでは余裕をもって日帰りできる場所を幾つかご紹介しました。
パリ市内の観光は勿論欠かせませんが、ちょっと郊外へ足を伸ばして玄人好みの旧跡を巡り、“フランス通”になりませんか?
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