フランスまで来てベルサイユ宮殿を見ないで帰ることはできません。
パリ市内にはエッフェル塔や凱旋門、ノートルダム寺院などパリを象徴するスポットが沢山ありますし、ルーヴル美術館やオルセー美術館のような外せない場所もあります。
しかしベルサイユ宮殿は別格で、他のなにものとも比べようがないのです。
このようなスポットは他の国には余り存在しないもので、とにかくそのスケールの大きさは他の全てを圧倒しています。
あらゆる映画やアニメの舞台となるこのベルサイユ宮殿の名前を知らない人はまずいないでしょう。
それだけでも世界のどこにも例がないと言えるでしょう。
かく言う私自身、初めてフランスへ行くまで、このベルサイユ宮殿には特別な思いをいだいていました。
かつて私は「ラセーヌの星」というアニメを見たことがキッカケでフランス語を始めたのですが、そのアニメの中でもベルサイユ宮殿は特別な位置づけでした。
以来、ベルサイユ宮殿へ行くことはフランスへ行く最大の目的の一つとなったのです。
※本ページはプロモーションが含まれています。
まずは外観を楽しむ
ベルサイユ宮殿、いやヴェルサイユに着いたら、日によっては沿道で朝市をやっていることがありますので、こちらもお楽しみ下さい。
野菜や果物など、日本では見かけないものもあり、見ているだけで楽しく異国情緒にひたれますよ。
とれたての果物や野菜が並び、なかなか楽しいです。
私も以前一度イチゴを買ったことがありましたが、美味しかったです!
さてベルサイユ宮殿というと誰もがこの写真のような外観をイメージしているのではないでしょうか?
これは宮殿に入って庭園から撮った写真です。
正面エントランスはこんな感じです。
「えっ、ここ?」と一瞬思ってしまいますよ。
確かにエントランスも広くていかにも、といった感じではありますが、私達が一般に見慣れている景色と違うからです。
正面エントランスの前にはアーム広場(place d’Armes )が広がり、ルイ14世の銅像が立っています。アームとはフランス語で武器という意味で、かつてここに武器庫があったことをしめしています。
最大のみどころは鏡の間
何と言ってもベルサイユ宮殿最大のみどころは鏡の間です。
ここから鏡の間へ入って行くのですが、週末などはこの通り、おおぜいの観光客で、なかなか進めません。
ベルサイユ宮殿の中央主館の2階正面全体を占め、北端に「戦争の間」、南端に「平和の間」があります。
鏡の間の全長は 76m、幅 10m、高さ 13m、また庭に面して17の窓があり、反対側の壁に 17の鏡が並んでいます。
後期バロックの最も豪華な建築とされています。
ここに足を踏み入れると、ルイ14世やマリ・アントワネットがかつてこの同じ場所に立ったことを感じて感動を覚えます。
数多くの歴史の舞台になって来た場所に今、自分がいることを感じて下さい。
鏡のみならず天井画にもご注目下さい。
天井画はシャルル・ル・ブラン作のです。
ル・ブランはルイ14世お抱えの画家としてベルサイユ宮殿の装飾に携わった人で、宮殿のあちこちにある天井画を描いており、鏡の回廊の天井画のテーマは、「太陽王の栄光と歴史」です。
絵画も見みのがせない!
ベルサイユ宮殿内に展示されている絵もみどころの一つです。
ルイ14世やマリ・アントワネット、ナポレオン・ボナパルトなどの絵は圧巻で、その前に立つと圧倒されます。
絵画めぐりをするだけでも、ベルサイユ宮殿訪問の価値ありですね。
寝室について
ベルサイユ宮殿に限ったことではないのですが、このような宮殿の寝室をご覧になった方も少なくないと思います。
ベッドが小さいことにお気きになられましたでしょうか?
当時の王さまや貴族ってこんなに小さな人達だったのでしょうか?
キングサイズベッドの大きさとは比較になりませんよね。
これが当時の規格サイズのようなものだったのかな、と私も深く考えたことがなかったのですが、ある時フランス人の友人が説明してくれました。
王さまや貴族はこの時代、毎日毎夜パーティーに明けくれ、すごい量の飲食をしていたそうです。
そのため、食べ過ぎて横になることができず、ソファニ深く腰掛けるような姿勢で寝ていたそうです。
なのでこのサイズがピッタリだったのですね。
いざ庭園へ!
宮殿内の視察のあとは庭園へ出てみましょう。
これが庭園から見た宮殿で、私達がよく目にする写真です。
ここはベルサイユ宮殿でも最もおすすめの写真撮影スポットですよ。
少し庭園の方へ歩くと、これもまた写真などでよく目にする噴水があります。
水が出ている時に記念撮影したいですね。
このようにベルサイユ宮殿の庭園は広大ですので、何となく歩いているとあっという間に時間がなくなってしまいます。
予めこのような地図を入手しておくのがよさそうです。
庭園の見どころは小トリアノン!
庭園で特に足を運びたいのが、小トリアノンです。
もともとはルイ15世の公妾であったポンパドゥール夫人のために建てられたものですが、完成した時には、すでにポンパドゥール夫人は他界していました。
その後ルイ16世が王妃マリ・アントワネットに与え、彼女は庭をイギリス式とし、そこに農村に見立てた小集落を作らせました。日本語では「王妃の村里」と訳されていますが、小トリアノン=マリ・アントワネットというまでに、彼女の面影が強く残っています。
まとめ
何と言ってもベルサイユ宮殿最大のみどころは鏡の間です。
そして庭園は小トリアノンではないでしょうか。
時間によゆうがあれば、ゆっくりと宮殿内も庭園も見て歩けますが、もし時間によゆうがない場合、少し駆け足になって他の部分をとばしても、鏡の間と小トリアノンをご覧になることをおすすめします。
※本ページはプロモーションが含まれています。
タビジョです。旅行好きの女子おすすめの観光スポット、モデルコース、お土産等を紹介していきます。旅行初心者の方が不安に思うようなことに対する解決策等も記事にしていますので、是非参考にしてくださいね。