フランスと言えばグルメの国ですよね。
名所旧跡の観光と同じぐらい大事なのが食を満喫することです。
ましてフランス料理といえば、中華料理、トルコ料理と並んで世界三大料理の一つ。
ここは是非本場の美味しい店で味わってみたいもの。
しかし注意したいのは、日本で一般的に考えられている“フレンチ”は本場のフランス料理とは全くの別物であることです。
日本で食べる気取ったフランス料理とは異なり、かなり豪快です。
またフランス料理は私達日本人には相当にヘビーな料理で、毎日食べるには胃薬必須です。
実は私自身、食べ過ぎで四度も倒れたことがあるほどです。
もし一週間滞在されるとしたら、フランス料理ばかりではなく、パリでしか食べられない美味しい各国料理を味わいながら、変化を持たせることをおすすめします。
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スフレの名店「Le Récamier」(ル・レカミエ)
パリの中でも6区、7区のブルジョワ地区は最も良き時代のパリの面影を残したエリア。
所謂“セーヌ左岸”というインテリでアカデミックな地区です。
その一角の少し隠れたような場所にあるのが「ル・レカミエ」。
美味しい店の中でも特におすすめしたいレストランです。
本格的なフランス料理でありながら、それほど敷居の高くはないフランスのブルジョワ的レストランです。
地元の人が通う本格的な街のフランスレストランで、大通りから少し奥に入った住宅街の一角にあるため、物静かで落ち着いて食事を楽しめます。
▼前菜の野菜。上品で綺麗な盛り付けですね。
下はメインの魚料理。
スズキのポワレ。
脂っこくなく、フランス料理にしてはあっさりとした一品。
いや洗練された飾り気のない美味しさです!
因みに「ル・レカミエ」はスフレが有名。
▼デザートは勿論ですが、メインの料理にもスフレがあり、これはほうれん草味のスフレです。
中にいろいろと具が入っているのですが、ここでしか食べられない味ですから、旅の思い出に良いかも知れませんね。
デザートはやっぱり名物のスフレです。
▼これはアイスクリーム付きのキャラメル味。
▼こちらはチョコレート味。濃厚なチョコレートソースをかけて頂きます。これも美味しいですよ~。これぞフランスのデザートといった感じですね。
日本では到底味わえない個性あるフランス料理を頂けますので、ここは是非ともお出かけになってみて下さい!
気になるお値段ですが、私の記憶では日本円にして一人6000円前後ぐらいだと思います。
典型的なカジュアルフレンチ「Chez Clement」(シェ・クレマン)
パリにあるカジュアルフランス料理のチェーン店です。
カジュアルとはいっても、ちゃんとしたレストランで、いろいろなシチュエーションで使える美味しい店です。
https://www.brasseriechezclement.be/event
下の写真は前菜のエスカルゴとハムの盛り合わせ。
チェーン店ということもあり、比較的安くて本格的な美味しいフレンチを頂けますので、気軽に利用できる点が良いところです。
▼こちらはメインディッシュのグリルサーモンとお米の付け合わせ。こういったシンプルな料理は日本人の口にも合いますね!
一通り頂いてワインを少し飲んでも、一人3500~4000円程度ですから、パリの中心でこの料理はお得です!
「ル・レカミエ」と「シェ・クレマン」を押さえておけば、あなたも立派なパリ通になれます!
ムール貝の「Leon de Bruxelles」(レオン・ド・ブリュッセル)!
ムール貝とフライドポテトはベルギー発祥だと言われています。
店の名もベルギーの首都、“ブラッセルのレオン”。
しかしチェーン店はパリで展開されています。
一種ファーストフード的感覚で気軽に入れて、お安く美味しいムール貝をお腹いっぱい食べられるのがたまらない魅力。
https://www.leon-de-bruxelles.fr/
これでもか、というぐらいにお鍋に一杯のムール貝が出て来ます。
あっさりした塩味から、カレー味やチーズ味など種類も豊富。
見た目は豪快ですが、とにかく美味しいので女性でもペロッと食べられますよ。
これでお値段、まあ鍋の種類にもよりますが、15€(2000円前後)程度です。
日本では絶対に食べられない代物ですから、パリに滞在される方には是非無理にでも時間を作ってお試し頂きたいものです。
美味しくて止まりません!
日本人好みの味「Noura」(ヌーラ)!
今度はレバノン料理店のチェーンのご紹介です。
レバノンはフランスの旧植民地で、フランス文化の影響を多大に受けていますが、ここ「ヌーラ」ではイスラムと欧州の混ざり合った美味しい一品を頂けます。
レバノン料理は日本にほとんどないため、馴染みが薄いと思います。
以前東京に2軒ほどありましたが、恐らく本場の味とは少し違うと思いますね。
メニューはこの通り、肉や魚介類の串焼きがメインです。
日本の焼き鳥風でもあり、あっさりしていて日本人の口に合うこと間違いなしです。
「Noura」はフランス人にも大人気で、パリに住んでいる人で知らない人は多分いないでしょう。
料理はほとんどがワンプレートで、値段も1500~2500円程度。
ランチ時は行列ができるほどの人気。
とにかく理屈抜きに美味しいのです。
▼下の写真は魚貝のグリルとライスのセット。パンのようなものはパテを付けて頂きます。
このデザートのミルクプリンがまた美味しいのです。
レバノンを含め、アラブ系のお菓子は甘いものが多いのですが、このプリンに限ってはそうでもないです。
アーモンドかカルダモンか、独特の風味で、いくつでも食べられそうです(笑)。
疲れた胃に自然食はいかが?その名も「Guenmai」!
自然食派にとって見逃せないのが「Guenmai」(玄米)です。
サンジェルマン界隈の路地の一角にある小さな自然食品店のイートインコーナーです。
もう随分前からあり、私自身何度も利用しています。
自然食やオーガニックは世界各国でブームですが、フランスでも同じです。
ただレストランとなると、なかなか見つからないものです。
ここはその意味では貴重な店ですね!
日本風の味噌汁を頂けます。
野菜と玄米のワンプレートですが、魚のフライも入っています。
フランス、特にパリでは本格的な日本料理店には高くて入れませんが、ここならお安く和食風の食事を楽しめますよ。
まとめ
フランス、パリは食の宝庫ですから、レストランの数は半端ではなく、美味しい店も山ほどあります。
国際都市らしく各国料理を味わうことができます。
フランス料理は勿論ですが、日本にはない海外の食文化に触れるチャンスでもありますので、この機会に食べ比べてみましょう!
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