本州のようにお城などの歴史的建造物が少ない北海道ですが、それでも全てを観光しようとするとかなりの時間を使ってしまいます。
土地勘がないとどこを観光して良いのかわからないのが旅行の悩みの種ですよね。
「悩んでいるうちに時間だけが過ぎてしまった」
「札幌駅周辺の観光スポットがどこかわからず、結局どこも行けなかった」
旅行でこのような経験ないでしょうか?
できるだけ、このような事態は避けたいものです。
ということで、今回は札幌駅周辺で「ココだけは押さえておきたい」定番の観光スポットをモデルコース形式で紹介していきます。
半日程度あれば回れますので、「飛行機の時間が夜だけど、それまでやることがない」というあなたにもおすすめです!
※本ページはプロモーションが含まれています。
今回の半日観光モデルコースの全体像
この記事で紹介する札幌駅出発の半日モデルコースを紹介いたします。
札幌駅
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北海道庁旧本庁舎
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北菓楼 札幌本館
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札幌市時計台
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大通公園
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テレビ塔
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二条市場
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狸小路商店街
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NOEBESA(ノルベサ)
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すすきの
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徒歩または地下鉄で札幌へ帰ろう!
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札幌駅
この記事の主な移動手段
この記事で使う主な移動手段は徒歩です。(札幌市にはレンタサイクルがあるので、それを利用するのも良いでしょう。)
最後、札幌駅に戻ってくるときだけ地下鉄を利用するプランを紹介しています。
ですから、もともと手荷物が多い方は、札幌駅のロッカーやホテルなどに荷物を預けておくと良いでしょう。
ただし、観光ですので、途中でお土産を買うことも考えられます。
リュックやショルダーバッグ等は持っていくと便利ですよ。
出発はJR札幌駅!
JR札幌駅周辺を半日程度でサクッと観光できるモデルコースを紹介していきますので、スタートはJR札幌駅です。
最後もここに戻ってきます!
JR札幌駅には、大丸、札幌ステラプレイス、アピア、エスタ、パセオ等のショッピング&グルメスポットが集結しています。
観光中の服装やグルメ等に困ったとしても、とりあえず札幌駅周辺を散策していれば、お目当てのものをゲットできる可能性は高いです。
それでは、札幌駅を出発して、サクッと半日で札幌観光を楽しんでいきましょう!
最初の目的地は「北海道庁旧本庁舎」ですので、まずは札幌駅南口を探しましょう!
■札幌駅の基本情報北海道庁旧本庁舎
北海道庁旧本庁舎は、赤いレンガが印象的な建物です。
そのため「赤レンガ庁舎」と呼ばれることもあります。
1888年(明治21年)に建てられたアメリカ風ネオバロック様式の建物で、国の重要文化財の一つに指定されています。
きれいに整備された前庭で休憩するのもよいでしょう。
地元札幌の方もこの前庭ではお昼休み等でよく活用されています。
春には桜、秋にはイチョウが咲き乱れ、建物が一層きれいに写ります。
建物を背景に記念写真を撮る人が後を絶ちません!
■北海道庁旧本庁舎の基本情報北菓楼 札幌本館
北海道庁旧本庁舎を観光し終わった後に立ち寄っていただきたいのが「北菓楼(きたかろう) 札幌本館」です。
モデルコースの中にあえてスイーツの観光スポットを入れさせていただいたのは、ここのシュークリームが絶品だからです。
北海道外の観光客の方は「北菓楼?何だそれ?聞いたことないぞ!」と思うかもしれませんが、北海道ではそこそこ有名です。
(おそらく)過去にテレビCMをしたことがないので、北海道民でも「知らない」とか「名前は知っているけど、ここのスイーツは食べたことはない」という人もいるかもしれません。
ですが!
ここのシュークリームはぜひとも食べていただきたい!
北菓楼ではいくつかシュークリームを販売していますが、その中でも絶対に食べておきたいシュークリームが「北の夢ドーム」というシュークリームです。
北の夢ドームは、大きなシュークリームの中に、甘さ控えめのカスタードクリームと生クリームがたっぷり入った北菓楼の人気商品です。
北菓楼では、シュークリーム以外の観光土産用のお菓子を販売していますが、おかき、バウムクーヘン、ソフトクリームも人気です!
以前、大泉洋さんがテレビ番組で北菓楼のバウムクーヘンを嵐のメンバーに紹介したことがあって、全国的にも注目を浴びたこともあります。
札幌本館でしか買えない商品もあるのでお土産用にゲットしておくと良いでしょう!
札幌本館の限定商品以外は、札幌駅の大丸やエスタ、千歳空港でも買うこともできます。
荷物がかさばることや冷蔵商品のものもあることを考えると、帰る直前にそれらのおみやげショップで購入する方が良いかもしれません。
ただ、一度、「北菓楼 札幌本館」でシュークリーム、特に「北の夢ドーム」だけは食べておきましょう!
人気商品ですので、場合によっては売り切れていることもございますので、そこは注意してくださいね。
■北菓楼 札幌本館の基本情報札幌時計台
がっかりスポットで有名な「札幌市時計台」です^^;
とは言っても札幌の人気観光スポットの一つですから、まだ観光したことのない人は一度は見ておくと良いでしょう!
正式名称は「旧札幌農学校演武場」です。
現在の北海道大学の前身である「札幌農学校」の第二共闘の構成図をもとに1878年(明治11年)に建てられ、その3年後に時計台が付設されました。
時計機械は当時のままで、50kgのおもりを使って動かす振り子式になっています。
建物の中にも入ることはできますが、17時までとなっていますので、早い時間帯に行くことをおすすめします(2019年1月時点)。
また、第四月曜日(祝日の場合は翌日)がお休みなので、その日も中に入ることはできませんので注意が必要です。
札幌のシンボルともいえる札幌市時計台を背景に記念写真を撮りましょう!
大通公園
札幌市時計台の観光を終えたら、「大通公園」へ向かいましょう!
大通公園とは、札幌市の中心部を東西に横たわる超巨大な公園です。
大通公園には、約90種類、約4700本の樹木が植えられ、80箇所以上もの花壇があります。
有名な「さっぽろ雪まつり」もここで行われています。
「さっぽろ雪まつり」以外にも、各季節ごとにいろいろなイベントが開催されていますので、ご自身が観光する時期にどんなイベントが開催されているのかを事前に調べていくと良いでしょう。
一口に「大通公園に行きましょう!」と言われても、どの辺りのことを指しているのか分からなくて困るかと思います。
札幌市時計台から一番近いのが「大通公園3丁目」なので、そこに向かうと良いでしょう。
そこに向かうと「さっぽろテレビ塔」が見えるので、そこからテレビ塔を背景に記念写真を撮ると良いと思います。
また「大通公園4丁目」(3丁目からテレビ塔とは逆方向にワンブロック分移動した場所。札幌駅前通に面している所。)からテレビ塔の写真を撮るのが人気ですので、そこまで移動して観光の記念写真を撮影するのも良いかと思います。
さらに、4月下旬から10月中旬までは大通公園の名物「とうきびワゴン」が屋台として出店していますので、休憩ついでに「とうきび(とうもろこしのこと。)」を食べるのもアリですね。
■大通公園の基本情報さっぽろテレビ塔
「さっぽろテレビ塔」は大通公園の象徴的なシンボルです。
さっぽろテレビ塔は大通公園の一番端にあります。
大通公園まで観光しに来たのであれば、一度は展望台に上っておきたいところです。
高さは147.2mで、地上90mの展望台からは碁盤目状の町並みを見渡すことができます。
昼は、天気が良ければ藻岩山や大倉山、札幌市街、石狩平野、日本海も眺められます。
360度の大パノラマを楽しんでください!
夜は夜景を楽しむことができます。
特におすすめなのはイルミネーションがきれいなクリスマスシーズンの夜景です。
真っ直ぐにのびる大通公園に配置された各イルミネーションをテレビ塔の展望台から見る夜景は絶景です。
二条市場
二条市場は、札幌市民の台所として歴史を刻み、魚や野菜、果物、乾き物など約50軒の小売店がひしきめあっています。
特に毛ガニは各店が力を入れており、値引き合戦の掛け声が響いております。
夏にはとうもろこしやメロンなどの旬の野菜や果物もお店に並びます。
各店、地方発送もできることが多いので、大きな荷物を持って帰る必要もありません。
海鮮系の食事処もたくさんありますので、朝食または昼食をここで済ますというのもアリですね。
ただし、営業時間が18時くらいまでのお店が多いので、札幌観光をしている時間帯によっては、ここは飛ばしてもOKです。
狸小路商店街
「狸小路商店街」は札幌の中心部を東西に走るアーケード商店街になります。
観光客のみならず、地元民もよく利用します。
このアーケード街には洋服店、お土産屋、飲食店、ビジネスホテル、パチンコ屋など様々なお店が並んでいます。
ここは観光スポットというよりも次のすすきのに向かうための通り道という認識でOKかと思います。
大通りと同じように東西に長く「狸小路商店街」として存在していますので、全部見るのは大変です。
「狸小路4丁目」「狸小路5丁目」あたりでストップしておくのが無難かと思います。
通り道に気になったお店があれば立ち寄ってみましょう!
思わぬお土産をゲットできるかもしれませんよ!
■狸小路商店街の基本情報じゃらん:狸小路商店街
nOEBESA(ノルベサ)
nORBESA(ノルベサ)は、ビルにそびえ立つ観覧車が目印の商業施設です。
グルメ、ショッピング、ゲーム、ボーリング、カラオケなどの施設が入っています。
すすきの方面で一つの建物内でいろいろ遊びたいという場合にピッタリの施設です。
観光客よりも札幌市民向けの施設なのかもしれませんが、やはり、インパクトのある観覧車は見ていただきたいので今回紹介しました。
写真だけでも撮っておく価値があるかと思います。
時間に余裕があれば観覧車に乗って思い出を作っておくのも良いでしょう。
ただ、先程、さっぽろテレビ塔も紹介しましたので、そちらの展望台に上っているのであれば無理してここの観覧車に乗る必要はないかもしれません。
全国にはノルベサと同じようにビルに観覧車がある商業施設がありますね。
そのような建物を見慣れている方はここは飛ばしてもらっても良いかもしれません。
■NOEBESA(ノルベサ)の基本情報公式HP:nORBESA[ノルベサ]
すすきの
狸小路商店街を通ってきたら、札幌の繁華街「すすきの」に向かいましょう!
すすきのという住所が存在しないため、観光客の方は「どこがすすきのなの?」と迷うかもしれません。
残念ながら札幌市民でも正確な範囲はわかりません(笑)
ただ、観光雑誌等でよく見る「ニッカウイスキーの看板」がある場所から南側一帯(札幌駅とは逆の方向)の繁華街ことを「すすきの」といいます。
ざっくり「あの辺がすすきのなんだ」と認識しておけばOKかと思います。
なんせ地元民でも正確に把握していませんから・・・。
すすきののメインは飲食ですね。
すすきのは夜の街なので昼間に来ても空いているお店は少ないです。
もし、昼間に来た場合、有名なニッカウイスキーの看板の写真を撮って軽くブラブラしたら次に移動しちゃっても良いかと思います。
昼間の方が変な勧誘とかがないので夜よりも安全に散策できますね^^
夕方くらいからちらほらお店が開き始めるので、何か食べて行くなり飲んでいくなりするのも良いでしょう。
すすきのなら、北海道に来たら食べたい「ジンギスカン」「海鮮系」「ラーメン」のいずれもカバーできます。
■すすきのの基本情報徒歩または地下鉄で札幌駅に戻ろう!
札幌駅出発の半日モデルコースを紹介してきました。
観光していると、上記で紹介した観光スポット以外にも寄り道することもあるでしょう。
気になったお土産屋さんや飲食店など・・・。
それらも考慮すると、この観光モデルコースでだいたい半日くらい過ぎていると思います。
それにほぼ徒歩メインの観光ルートなので、途中で休憩しながら観光することをおすすめします。
雪の降っていない時期であれば、札幌市にはレンタルサイクルがあるのでそれを利用するのも良いかもしれません。
すすきの散策が終わったら札幌駅に戻りましょう!
徒歩で戻る場合は、札幌駅前通を札幌駅方面にまっすぐ進んでいけば到着します。
地下鉄を利用して札幌駅に戻る場合は、地下鉄東豊線の「豊水すすきの駅」から札幌駅方面の地下鉄に乗り、「さっぽろ駅」で降りましょう。
ちょっとだけ徒歩ですすきのから札幌駅方面を歩いていた場合、地下鉄南北線、または東豊線の「大通駅」から札幌方面の地下鉄に乗り、「さっぽろ駅」で降りるという手段もあります。
地下鉄「大通り駅」は東西線、南北線、東豊線という3つの地下鉄が通ってますから、乗り間違えないように注意してください!
札幌駅に戻るために乗る地下鉄は「南北線」または「東豊線」です。(南北線の方がおすすめ。)
「東西線」には乗らないように!
札幌駅に到着!
お疲れ様でした!
スタート地点である札幌駅に帰ってきました!
札幌駅構内にはお土産が買えるお店がありますので、お土産を買ってから目的地に向かうと良いでしょう。
大丸等の地下街もお菓子のお土産を買っていくには良い場所ですよ。
まとめ
今回は札幌駅出発で徒歩圏内の半日で回れる観光モデルコースを紹介しました。
時間のない方は更にカットしても良いでしょう。
例えば、食事を済ませた後でしたら、二条市場をカットするなど。
逆に時間が余るようでしたら、札幌ファクトリー、北大植物園、北海道近代美術館、北海道大学、JRタワー展望台、ラーメン博物館等を観光場所に追加しても良いかもしれません。
いずれも札幌駅からの徒歩圏内ですので、入り口に行って見るだけなら30分くらいあれば追加可能です。(ただし、札幌ファクトリーは1時間くらいの余裕があったほうが無難。)
今回の記事を参考にして、あなただけのオリジナルの札幌観光モデルコースを作成してくださいね。
※本ページはプロモーションが含まれています。
タビジョです。旅行好きの女子おすすめの観光スポット、モデルコース、お土産等を紹介していきます。旅行初心者の方が不安に思うようなことに対する解決策等も記事にしていますので、是非参考にしてくださいね。