台湾の観光地と聞いてパッと思い浮かぶのは、台北や九份(千と千尋の神隠し舞台となった場所)?いいえ、見どころはそれだけではありません。
CNNで「世界のサイクリングスポット」と紹介され、世界中から観光客が押し寄せるほど有名な「日月潭」をご存知でしょうか?
私も、訪台4度目でようやく行けました!
今回は日月潭のアクセス方法や観光地などをご紹介します。あなたが知っている台湾とは少し違う台湾を見てみませんか?
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【日月潭】
台湾には「阿里山」や「太魯閣」など国を代表する景勝地などがあり、それらと肩を並べるのが「日月潭」。
日月潭は中国語では「リーユエタン」、日本語で「にちげったん / にちげつたん」と呼ばれています。
日月潭には、「白鹿伝説」が残っています。
昔、サオ族が山で狩り中に一頭の白鹿を見つけ、鹿の後を追うも全く追いつかず。
幾日か経った時、突然目の前に湖が。そこには食料や水などが豊富だったことから、定住を決めたサオ族。
今もなお日月潭周辺はサオ族のエリアで、湖の中央に浮かぶ『拉魯(ラルー)島』は、サオの先祖が眠る聖地だと言われています。私たちはここに降り立つ事は当然できません。
日月潭という名前は、ラルー島を境に東側が『太陽』、西側が『月』の形に見えた事から、その名がついたそう。
山々に囲まれ空気が澄み、時間帯によって様々な表情を見せる日月潭。
外国人観光客だけではなく台湾人にも人気スポットの一つで、週末にはたくさんの家族連れが日月潭を訪れます。
【日月潭までのアクセス】
日月潭は、台湾の中央に位置するため台中から行くほうが近いですが、もちろん台北からもアクセス可能です。ここでは、台北と台中の2都市からの行き方をご紹介します。
【台北から行く場合】
【高鐵(新幹線)&バス利用】
台北から高鐵台中駅までは約1時間。
外国人割引(20%割引)があるので、以下のサイトで予約する事をおすすめします。
★kkday⇒https://www.kkday.com/ja/product/2674?cid=5682★veltra⇒https://www.veltra.com/jp/asia/taiwan/ctg/8220:Shinkansen/
高鐵台中駅改札を出て、日月潭行きの高速バス「南投客運バス」に乗車。
★南投客運(バス)⇒http://www.ntbus.com.tw/en-index.html
台北から日月潭までは、トータル約2時間半前後。
【台鉄(鉄道)&バス利用】
台北から台鉄台中駅までは、約2時間半。★台鉄⇒https://www.railway.gov.tw/en/index.aspx 台北から台鉄台中駅までは、約2時間半。
★台鉄⇒https://www.railway.gov.tw/en/index.aspx
【長距離バス利用】
台北駅付近の「台北西站(バスターミナル)」から日月潭行きの「国光客運バス」で、約4時間。1500円程度で行けます。
★南投客運⇒http://www.ntbus.com.tw/en-index.htmlなかなか見つけにくい場所にあるので、上記写真を参考にしてください。
近くまで来るとそれらしきバスが固まって停車しているので、わかると思います。
ここではバス往復乗車券のみの他、バス乗車券&フェリー&サイクリングチケット&ゴンドラチケットなどがついたお得なセットプランも販売しています。
バスの中は、冷房が入っていてと~~~~~~~~ってもキンキンに冷えています。
いくら外が暑くても上着は必須!本当に凍えるほど寒いです^^;;;
補足ですが、日月潭には両替所はありません。手持ちの台湾ドルが少ない場合は、必ず出発前に台北や台中で両替するのを忘れずに!
台中駅内に両替所がないので、駅前のデパートか少し遠い郵便局で行いましょう。
週末の場合、デパートが午前10時半に開店のため郵便局へ行って両替したほうがベスト。
郵便局は午前9時から営業しているとの事で、私はそっちへ急行しました。
あとは、日月潭に限らず台北と比べると英語がかなり通じにくいのが現状です。
日月潭で、簡単な英単語ならまだなんとか通じましたが、英語でワーッと質問をすると、大半が中国語で返ってきました(苦笑)
インフォメーションセンターとフェリーのドライバーは、英語が話せる人がいますのでご安心を。
【日月潭での過ごし方】
バスを降りると、目の前にはフェリーカウンターや、レンタサイクル屋、お土産屋などが立ち並んでいます。ここで自転車を借りるもよし、まっすぐフェリー乗り場まで行ってフェリーに乗るもよし。
フェリー乗り場付近に「晶喜城」というインフォメーションセンターがあります。
荷物の預かり、車いすやベビーカーの無料貸し出しもやっていますので行ってみてください^^
私は、まずフェリーに乗って対岸へ。
バス乗車券に「フェリー1日乗り放題」が付いたチケットを買ってチケットを見せると、船着き場で手の甲にスタンプを押されます。
スタンプを押されたら、係員に指示されたフェリーへGO!
(※フェリー会社がたくさん並んでいるので、乗り間違えにご注意を。)
ゴンドラ乗り場へ向かう場合はバスかフェリーでの移動となりますが、バスの本数が少ないのでフェリーで移動しましょう!
バスは片道チケットの区間以外は乗り放題ではないので、【IPASS】や悠遊カードにお金をチャージしておくとすごく楽ですよ!
ゴンドラは、「一般のゴンドラ」と「クリスタル版」の2種があり、好きなほうに乗車が可能です。(おひとり様の場合、相乗りではないのがありがたい♪)
ゴンドラは4色で、赤が太陽、黄色が月、青が湖水、緑が森を表現。
緑色のクリスタルゴンドラは、床が透明になっています!乗車時間は、片道約10分。
クリスタル版は人気なので、結構待つことになります。お時間に余裕がある方はクリスタル版も乗ってみては?
しばらくして振り返ってみると、ゴンドラから見える絶景に思わずため息が出るほど。
台湾にもこんなに素敵な自然、絶景があるなんて知りませんでした。天気が良い日は、湖が更に美しく見えるんでしょうね。
ゴンドラを降りるとお土産屋、そして目の前には、【九族文化村】の入り口が。
ここで紹介している台湾の民族は、なんとその数11族。更にはテーマパークも!
お友達とご旅行時には、是非行きたいスポットですね♪
九族文化村の詳細は、下記URLでご覧ください(#^^#)すごく楽しそう!
民族村へ行かない方は、ゴンドラで元来た道を戻ります。天気が曇っているため、写真が綺麗に撮れないですが、肉眼で見る湖はとっても綺麗なんですよ~♪♪
ゴンドラで景色を楽しんだ後は、バスに乗って「文武廟」へ行ってみましょう♪
グーグルの口コミでも大変高評価で、一度は見る価値ありとの事。これは行くしかない!
この時は旧正月を目前に控えていたため、入り口では2019年の干支(豚)が観光客をお出迎え♡フォトスポットになっています、記念撮影をお忘れなく★
どうやら「猪年」というのは日本だけで、他の国は「豚年」になるんだそう…。ほほぉ~!
お寺の中はとても煌びやかで、今まで見た台湾のお寺の中で最大規模なのでは?と思うほど、本当に大きなお寺です。天井の細かい装飾は必見!ゆっくり見て、30分くらいでしょうか。
ここから見る夕日も絶景ですので、お見逃しなく~~!
【日月潭は日帰り?それとも一泊すべき?】
こんなに見どころ満載なら、日帰りより1泊したほうが良いのか迷いますよね。
日月潭だけで十分という方は、早朝に出発すれば日帰りでも十分楽しめます。
日月潭と九族文化村の両方楽しみたい方は、日月潭に1泊するほうが良いでしょう。
九族文化村は地図を見る限り結構広いですので、時間が足りないと思います。
【まとめ】
今回は、台湾最大の天然湖である日月潭をご紹介しました!
台北と台中からのアクセス方法をお伝えしましたが、私のおすすめは断然台中発!
なんといっても所要時間が少ないので、早く行きたい方には最適です。
台湾へ行くご予定の方は、日月潭も行ってみてください♪♪
※本ページはプロモーションが含まれています。
「北海道出身。好きな食べ物はラーメン。学生時代に2度アメリカへ語学留学、のちにカナダでワーキングホリデーを経験。趣味は国際交流、音楽鑑賞(あいみょんが大好き!)、ゲーム(主にあつもり)、ひとり旅、写真など。