海外旅行へ行く時、パスポートと同じくらい重要度が高い「ビザ (VISA)」。ビザって一体何?どこで取るの?など、初めて海外に行く方は疑問に思う事でしょう。
ビザは観光ビザをはじめ、学生ビザ、就労ビザ、配偶者ビザなど多種多様。挙げればキリがなく、ビザにはそれぞれ異なる条件があります。
今回は観光ビザを例にとり、パスポートとビザの違い、取得方法などをお伝えします。ぜひ最後までご覧ください♪
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パスポートとビザの違いを解説!
パスポートとビザの違いを簡単に言うと、このようになります。
パスポートとビザの違い | |
---|---|
パスポート | 各国の政府や外務省が発行する身分証 |
ビザ | 渡航先で外国人の入国を認めるために発行する許可書 |
ちなみに、ビザは日本語で「査証」とも言います。観光ビザは必ず取得しないと海外に行けないという事ではありません。
日本国民が観光ビザなしで渡航できる国は、ヨーロッパ全域、台湾や韓国などなんと190ヶ国にものぼります。
これは、いかに世界の日本人や日本のパスポートに対する信頼が高いという証拠。パスポートのみで海外に行けるのは非常にありがたいですよね。
一方、ビザが必要な国は、北朝鮮、ロシア、パキスタン、イラクなどその数33ヶ国。日本と対立関係にある国、治安が良くない国が対象となっているようです。
(https://esta-center.com/requiredvisa/index.html)
パスポートとビザのもう一つの違いは、取得の難易度でしょうか。
パスポートはお金さえ払えば手に入りますが、ビザは種類や行く国によって条件が細かく、条件を満たしていないと発給されません。目的がビジネスなどだと更に厳しいケースもあるようです。詳しくは渡航先の国のHPや日本が出しているビザ情報などをご覧ください。
無事にビザを取得できたとしても、その国に入国できるかは別問題。
入国許可の最終判断は現地の空港職員によって行われ、有効なビザを持っていたとしても、最終的に拒否されるケースもあるようです。
よっぽどの事が無い限り入国拒否されないと思いますが、こういうイレギュラーもあるという事を覚えておきましょう。
ビザはどこでとるの?費用は?
日本国内にあるその国の大使館にて取得、最近だとオンラインでビザ申請が可能な国も増えてきています。
ビザの申請書は英語で記入や入力することになりますが、このご時世インターネットで調べると書き方の例が写真や動画でたくさん出てきます。きちんと読めば初めての方でも問題はないでしょう。
「英語ができない」。「忙しくて時間がない」、「初めて取るビザだから心配」という方は、ビザ申請取得代行会社を通すのも一つの手です。
ただし、代行会社はサポート代金が加わるため、費用は自力で取るよりも高くなります。
どこで(大使館で、HPで、現地で等)どう取得するかによって費用も方法も異なってくるので、行き先が決まったらよく調べてみると良いでしょう。
ここで私の体験談をご紹介します。
10年前、私が突然カンボジアひとり旅を思い立ったのは、日本出発の3週間前。そして決めた後にビザが必要という事を知りました。結構ギリギリですよね。でもこの時はビザはすぐ取れると思っていたので、焦りは感じていませんでした。
調べていると、日本にあるカンボジア大使館を通すより現地の空港で取得したほうが安上がりという事が判明。
確実に取得できる保証はなかったものの節約したい気持ちが勝り、ビザを持たずにカンボジアへ。
今思えばものすごくチャレンジャーだったなぁと思います(笑)若さゆえなのでしょうか…。
シェムリアップに到着したのは夜。飛行機を降りてすぐ、空港でビザを申請するためレーンに並んでいました。結構並んでいたと思います。「Next!」と呼ばれ、パスポートを提出。
ビザ発給デスクはガラス張りになっていたので、待っている間ビザがどのように発給されるのかを目の前で見ていると、人の手を伝ってスーッとひたすら横流し…。
最後に、係りのおじさんが大きな声で私の名前を呼び、無事ビザをゲット!!
出発前、ネットには「カンボジアでビザを現地取得しようとしたが失敗した」などと書かれていて不安でしたが、あまりにも簡単に取れたのでホッとしました。
因みに今は、カンボジアも公式HPからオンライン申請もできるようです。
私のように現地取得する場合、時間によってはカウンターが混雑してなかなか進まない、不備などがあってビザが発給されないというリスクも出てくるかもしれません。
その辺もしっかり考慮し、事前取得するか現地取得するかを決めると良いでしょう。
まとめ
今回は、パスポートとビザの違いと取得方法についてご紹介しました。
読むと意外と簡単そうに見え、「出発ギリギリに申請しても大丈夫だろう」と思う方もいるかもしれませんが、ビザ申請はすぐ発給される場合もあれば時間がかかる場合もあります。
「出発間際になって申請したら間に合わなかった」なんて悲しすぎます!渡航先が決まったら真っ先に取るようにしましょう。
焦って入力や記入すると名前のスペルなどを誤り、パスポート表記と違うと入国拒否される事もあります。海外はスペル1つ間違えただけでもアウト!結構シビアなのです。
せっかくの海外旅行が出発時点で台無しにならないよう、ビザも荷物も余裕をもって準備をすすめましょうね。
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「北海道出身。好きな食べ物はラーメン。学生時代に2度アメリカへ語学留学、のちにカナダでワーキングホリデーを経験。趣味は国際交流、音楽鑑賞(あいみょんが大好き!)、ゲーム(主にあつもり)、ひとり旅、写真など。