ビザ、eTA、ETASとは?似たような名前だけど一体何がどう違う!?

手に持ったパスポート

日本人が海外旅行をする際、ほとんどの国はビザが免除されます。ただ、ビザではなく電子渡航認証を事前申請していないと入国できない国も一部あり、その代表的な国はアメリカやカナダなど。

インターネットで電子渡航認証について調べてみると、ETASやeTAなど似たような名前が出てきて、なんだか頭が混乱する!という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は北米へ行くのが初めての方にもわかりやすいように、ビザとETASやeTAの違いと、取得方法をご紹介します!

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ビザってよく耳にするけど、イマイチわからない!

ビザとは「この国で外国人の入国を許可しますよ」という、いわゆる入国許可書。

日本語では「査証(さしょう)」と呼びます。

ビザは、アライバルビザをはじめ、就労ビザ、(非)移民ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザなど多種多様です。

上述したように日本人が観光目的で渡航する場合は無査証で入国できる場合が多い一方、一部の国では観光目的であってもビザが必要です。

では、ビザは簡単に取れるのでしょうか。

観光ビザは事前に日本で取得でき、国によっては現地の空港で取得することも可能です。

ただ移民ビザなどになると話は別で、取得するために書類提出や面接を受けなければいけませんし、当然時間もかかります。それに合格すると晴れてビザがもらえます。

なぜここまで厳しいのかというと、やはり自国に外国人を受け入れ長年住まわせるわけですから、希望する人を誰でも簡単に入国させるわけにはいきませんよね。

ビザを取るのは難しいといわれるのも納得です。

ESTAって何?

ESTA(エスタ)とはアメリカの電子渡航認証で、外国人が90日以内の観光目的などでアメリカへ入国する場合に取得しなければいけません。

90日以上滞在する場合は、ESTAではなくビザを取得します。取得方法などについては、アメリカ大使館のホームページなどでご確認ください。

ESTAは出発の3日前までにネットで申請します。

公式サイトで申請する場合の費用は14ドルで、支払方法はクレジットカードのみ。ESTAの有効期限は2年、または2年以内にパスポートが切れる場合はそれがESTAの有効期限となります。

公式サイトは日本語にも対応しているので言葉に不安がある方も問題なく申請できますが、忙しくて時間が取れない、パソコンを持っていないという方は代行サービス会社を利用すると良いでしょう。

取得したあとは番号が発行されますので、念のために印刷して当日パスポートと一緒に持参することをおすすめします。

ESTAを取得していないと、当日飛行機に乗ることはできません。出発日が決まったらすぐに申請し、出発前にきちんと取れているか、パスポートと一緒にカバンに入れたかどうかチェックをお忘れなく。

詳しくはコチラ⇒

https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/visa-waiver-program-ja/frequently-asked-questions-esta-ja/

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eTAって何?

eTA(イータ)はカナダの電子渡航認証のことです。

eTAはカナダに滞在する期間が6か月以内の場合、カナダの空港で乗り継ぐ場合に取得しなければいけません。(陸路や海路でカナダへ入国する場合は、eTAではなく入国ビザが必要)。

eTAは出発の3日前までにネットで申請します。

公式サイトを利用する場合の申請費用は7ドル、ESTAと同じく支払方法はクレジットカードのみ。eTAの有効期限は取得した日から5年間、または5年以内にパスポートが切れる場合はそれがeTAの有効期限となります。

eTAの公式サイトはESTAと同じく日本語にも対応しているので、自力で取得する事が可能です。もちろん代行サービス会社もありますので、お好きな方で申請しましょう。

eTA取得後、パスポートにeTAの情報がリンクされ空港でパスポートをスキャンしたときに読み込まれるのですが、何かあったときのために最終画面などを印刷して当日空港に持参すると安心かと思います。

詳しくはコチラ⇒

https://eta-cavisa.com/service/index.html

まとめ

今回は、ビザとアメリカのESTA、カナダのeTAの違いと取得方法をご紹介しました。

名前は似ていますが、よく見ると有効期限や申請費などは異なります。

もし、お手元にガイドブックがある場合、または旅行サイトを見ている場合必ずといっていいほどESTAやeTAの説明が書かれていますので、初めて北米へ行く方や慣れていない場合はしっかり読みましょう。

微々たる間違いであっても飛行機に乗れない、入国できないなど大きなトラブルに発展します。特に名前のスペルやパスポート番号などは要注意です。

電子渡航認証に限らず、国際線の場合は名前のスペル1つ間違えただけでも搭乗拒否されます。以前旅行会社に勤めていた際、お客様の名前のスペルチェックは2重、3重と行っていました。

それくらい大事なことなので、慎重に行いましょう!

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